フィリピン進出支援

セブ進出


<東京コンサルティングファームセブ支店>

セブ進出のメリット

セブ島の中心であるセブ市は「Queen City of the South」の愛称で親しまれています。首都であるマニラに続く第2の都市であり、セブ市を中心とした「メトロ・セブ」という都市圏は、セブ島の人口の57%が集まる一大都市圏です。 今後も発展が期待されており、進出先として注目すべき都市のひとつと言えるでしょう。

1.期待のできる人口構造

セブ島では日本の高度経済成長期と似た兆候が見られ、いわゆる「人口ボーナス」期に突入したとされています。人口の平均年齢は20代前半という統計があり、若さも今後の発展が注目されている一因となっております。 また、フィリピン人口は、今後10年間で18%も人口が増えると予測されています。
人口の増加は、経済成長に大きく影響を与えると考えられており、フィリピンも経済成長の可能性を大きく秘めています。そのため、進出企業は、サービス業や製造業など消費にフォーカスした業種の進出が見込まれます。

2. 英語力の高さ

ビジネスの側面から見てセブ島の進出先としての最大の魅力と考えられるのは、「英語力の高さ」です。 セブ島における教育は、ほとんどが英語で実施されています。 そのため、島全体の英語普及率が高く、進出後のビジネスの展開がしやすいことが予想できます。

3.経済特区

現在では、サービス業を行っている日系企業が主に進出していますが、今後は経済発展の期待も踏まえ、他業種の進出が期待できる都市の一つです。 特にフィリピンでは、海外進出してきた外資系企業に対して、PEZAと呼ばれる、「経済特区」等の優遇制度が設けられています。 セブ島には、マクタンエコノミックゾーンフィリピンが設けられ、多くの日本企業が進出しています。

4.教育制度の変化

フィリピンでは、今後の経済発展を踏まえた上で、教育水準の低さが問題視されております。
義務教育期間が10年で行われる方針のため、他国が12年で学習する内容を10年で詰め込まなければならず、学力テストを行い他国と比較しても順位が下位になる状況が続いていました。
その状況を問題視したフィリピンでは、3年延長した13年(幼稚園の時期を含む)を義務教育期間として再設定しました。 それにより、教育水準が改善されることが期待できます。

セブ進出の注意点

1.インフラの状況

今後の経済発展が期待されているものの、市内のインフラはまだまだ整備が必要な状態です。 特に、交通機関においては道路工事や交通事故により頻繁に交通渋滞が発生する環境となっております。 また、鉄道の発達も遅れており、今後の発展のための最重要課題の一つとなっております。

2.外資系企業に対する規制

フィリピンでは、外資系ビジネスを規制するために「ネガティブリスト」と言われる業種リストが公開されております。そのため、一部の外国資本の投資が規制及び禁止さてることがあります。
また、その他にも「土地所有」や「資本金」に関する規制もあり、事前に基準を知らなければ、該当してしまう可能性もあります。

3. 独特なワークスタイルと労働条件

フィリピンでは、最低賃金の基準などから労働者を雇いやすい環境であると言えます。 しかし、楽観的な反面、ルーズなことが多いとされている国民性があり、雇用する場合に仕事に対する価値観の違いから思うようにいかないこともあるでしょう。
また、フィリピンにおける労働法は比較的、企業側よりも労働者側に有利に解釈できる内容となっている傾向があり、労働法に対する配慮も必要とされています。

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