フィリピン進出支援

マニラ進出

マニラ進出のメリット

フィリピンはBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)に続くネクスト11の一角に位置付けられている国の1つです。 首都であるマニラは、その周辺地域(ケソン市、マカティ市)などを含めて「メトロ・マニラ」と呼ばれるフィリピンビジネスの中心地を形成しています。今後の発展が期待されており、進出先として注目すべき都市のひとつと言えるでしょう。

1.東京に匹敵する潜在需要力

ケソン市、マカティ市を含めたメトロ・マニラの人口は1,288万人に及び、その数はメトロ・セブ(セブ島の中心地)の約 5 倍、東京の人口に匹敵します。
この大きなマーケットを狙い、世界中から様々な業種の企業が進出を果たしています

2. 英語力の高さ

ビジネスの側面から見てフィリピンの進出先としての最大の魅力と考えられるのは、「英語力の高さ」です。
Global English Corporation という機関が行った調査によると、フィリピン人の英語堪能度は、世界76カ国の中で最高の得点を付けたとあります。特に首都圏であるマニラ周辺では、教育機関も充実しており、小学校から高等学校までを通じて教授用語として英語が使われています。

3.経済特区

現在では、サービス業を行っている日系企業が主に進出していますが、今後は経済発展の期待も踏まえ、他業種の進出が期待できる都市の一つです。 特にフィリピンでは、海外進出してきた外資系企業に対して、PEZAと呼ばれる、「経済特区」等の優遇制度が設けられています。 マニラから車で1時間ほどで、「バタンガスエリア」という工業団地があります。入居数は80社ほどですが、そのうち34社は日系企業です。

4.教育制度の変化

フィリピンでは、今後の経済発展を踏まえた上で、教育水準の低さが問題視されております。
義務教育期間が10年で行われる方針のため、他国が12年で学習する内容を10年で詰め込まなければならず、学力テストを行い他国と比較しても順位が下位になる状況が続いていました。
その状況を問題視したフィリピンでは、3年延長した13年(幼稚園の時期を含む)を義務教育期間として再設定しました。 それにより、教育水準が改善されることが期待できます。

マニラ進出の注意点

1.インフラの状況

今後の経済発展が期待されているものの、市内のインフラはまだまだ整備が必要な状態です。 特に、交通機関においては道路工事や交通事故により頻繁に交通渋滞が発生する環境となっております。 また、鉄道の発達も遅れており、今後の発展のための最重要課題の一つとなっております。

2.外資系企業に対する規制

フィリピンでは、外資系ビジネスを規制するために「ネガティブリスト」と言われる業種リストが公開されております。そのため、一部の外国資本の投資が規制及び禁止さてることがあります。
また、その他にも「土地所有」や「資本金」に関する規制もあり、事前に基準を知らなければ、該当してしまう可能性もあります。

3. 独特なワークスタイルと労働条件

フィリピンでは、最低賃金の基準などから労働者を雇いやすい環境であると言えます。 しかし、楽観的な反面、ルーズなことが多いとされている国民性があり、雇用する場合に仕事に対する価値観の違いから思うようにいかないこともあるでしょう。
また、フィリピンにおける労働法は比較的、企業側よりも労働者側に有利に解釈できる内容となっている傾向があり、労働法に対する配慮も必要とされています。

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