【クリスマスにインドのカースト制について考えてみた】インド・インターン体験記

ナマステーー!インターンの佐野です。
今年も無事、メリクリ回避に成功しました!

※メリクリ回避とはクリスマスがマイナーなイベントであったり、異なる日がクリスマスである文化圏に行くことで「独りぼっちのクリスマス」を回避する防衛行動である。この言葉、私が作りました(誇)。

 今回のインドレポートはクリスマスでうかれている男女に対抗して真面目な内容でいってみます。お題は「文化と人」です。はじまりはじまりーーーー。

 インドの有名な文化的制度といえば、カースト制度です。これはヒンズー教徒が80%以上を占めるインドならではの制度です。大雑把に分けると、上からバラモン(僧侶)、クシャトリア(王族・軍人)、ヴァイシャ(平民)、シュードラ(奴隷)そして、これらの階級に判別されない最下層のアチュート(不可触民)が存在します。先日紹介したピュアベジ(卵すら食べないノンベジ)は階層がかなり高い傾向があるだとか。ちなみに職場にいるピュアベジの方はサントリーの「山崎」がお好きだそうで(笑)。これらの階級は職業によってさらに細分化されているのですが、デリーのような都市では新しい職業が増え過ぎて、カースト制度の影響は弱くなりつつあります。

 しかし、コンサルティング会社に従事していると、この制度の根深さを思い知ります。インド人はやたらに自分の階級(部長とか課長とか)にこだわるそうです。そして、自分の階級や給料を他の人に言っちゃいます(笑)。これは階級を相手に伝えることで相手の態度が変わるというインド人の認識によるものだと思います。つまり、環境は変わっても人はなかなか変わらないということですかね。

 日本では「士農工商」という身分制度がありました。しかし、明治維新の後、士族は役割を失い、士族の反乱が多数勃発しました。その結果、士族は他の階級に吸収され消滅しました。これにより「士農工商」の身分制度は信用を失い、これらの人々は平等になったと考えます。しかし、これらに分類されない「えた・ひにん」は別でしたが。

 結論としては、何らかの大きな衝撃でシステムが信用を失わない限り、環境は変わっても人は変わらないし、変われないということです。インドは宗教が関わっている分、日本より複雑なのでより大きな衝撃が必要でしょうが、インドも日本も紙一重なのかもしれませんね。いやーーーーー、文化はこれだから面白い。歴史はこれだから面白い。

それではまた来週!

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