【メキシコにおける革命の時代】メキシコ・インターン体験記

こんにちは!メキシコシティの渡辺です。

最近は3週にわたりメキシコの歴史を紹介しています。いよいよ今回が最後になり、テーマはメキシコの革命です。この時代は革命や暗殺によって大統領が変わり経済成長を遂げていった時代であります。御時間があれば是非一読ください。

 

この時代の始まりはディアスによる独裁政権からでした。(1876年)このころから外国資本を取り入れ、高度経済成長を遂げ学校教育も充実させていきました。

しかしその反面、農民や鉱業労働者の間では格差が生まれ土地の所有者は、労働者をムチや銃を使い奴隷のように働かせました。

そして1906年ディアス政権の中、リオブランコ労働紛争が起きました。(1906年)

その後1911年ディアスは大統領を辞任し、新しく反ディアス政権の中心だったマデロが大統領に着任しました。

しかしマデロの政治体制では農民の暮らしも経済状況もよくはならず、1913年2月に軍人だったウエルタを中心にマデロは暗殺されました。

 

暗殺後、ウエルタが大統領に着任し、再びディアス政権と同じような方針のもと経済発展をさせていきました。しかし反ウエルタ武装闘争によりウエルタは大統領を1914年7月に辞任しました。

その後グティエレスが大統領が着任しましたが、それを気に入らなかった州知事のカランサはベラクルスにてカランサ政府を樹立しました。

カランサ政府は、農地改革や労働規定、労働組合の樹立などを成し遂げ、1915年1月カランサ勢力と共にメキシコシティを奪還しました。そして同年には、アメリカから政府公認を取り付けるなどし革命に成功しました。

その後、メキシコにとって最も重要とされる憲法「革命憲法」を作り農地改革や外国資本の制限をしました。(1917年2月5日)

 

しかし1920年5月カランサは暗殺されその後大統領に着任したのがオブレゴンでした。

オブレゴンは農地改革により農民に土地を分け与えたり石油資本を樹立したりなど多くの貢献を果たしました。そして裏では反オブレゴン勢力者を暗殺しました。

そのオブレゴンも暗殺によって殺害され大統領に着任したのがカリェスでした。

 

カリェスはカトリック勢力を抑制するためカトリックの私有財産、政治活動を認めない方針をとりましたがそれを機にクリステーロの乱を引き起こしました。

また革命国民党を樹立し労働者や権力者を統合させました。

 

その後新たな革命家カルデナスが登場し農民に土地を与えるための農地改革を起こしました。エヒード銀行を創設し農民に融資も行いました。またメキシコ鉄道を国有化し、石油産業も国有化し外国資本からの奪還に成功しました。

 

こうした革命や暗殺によって今のメキシコがあり、今でも過去に闘ってきた偉人たちはお札や銅像として町のあらゆる場所で称えられています。

政権奪還の方法等はメキシコ人らしさを感じます。

※注意さえしていれば危ない国ではありませんよ!

 メキシコ渡辺

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