【カンボジアに来て感じる砕ける事のない障壁】カンボジア体験記

こんにちは。カンボジア拠点の安藤です。
今回は、カンボジアに来て感じている障壁について話したいと思います。
私は、内定後にカンボジアに駐在員として来ています。つまり、ほぼ社員です。
なので、やはり日本本社と連携して仕事をします。
しかし、一番大変だと思うことは、この本社との連携する意思疎通です。
本社の意向というのは、前触れもなく唐突にやって来ます。
そういう時、「え、いきなり?!」となってしまうか、「またか、、、」というケースが良くあります。
これは、海外拠点という範囲問わず、本社内、会社勤めしている人は経験することなのでしょう。
海外拠点にいる日本人の役割は、
この「いきなり」の業務をいかに現地でやっていくか、です。
カンボジアスタッフは、こんな人たちだから〜
カンボジアの日系企業は、こんな傾向があるから〜
などと考え、
現地にいるからこそわかること×会社のやりたいこと=カンボジアのTCFサービス
を発掘していく存在、だと私は考えています。
しかし、現地にいるからわかる考え方と日本にいる人の考え方は異なります。
現地側の意見は、
「本社のやりたい気持ちはわかります。でも、そのためには〇〇や▲▲という課題があります。このために、□□の情報があると、それらの課題が解決できると思います」
日本側の意見は、
「日本だったら、〜します。日本でできるのだから、できる!」
ということが、多々起きます。他にもいろんな意見で衝突します。
現地側は、本社のその話(あさけんの動画)を見て、理解していない場合があったり、
日本側は、現地の状況を理解していない、しようとしていない(偏見)があったり、
どっちもどっちなんです。ちゃんと相互に理解して、解決しようという気持ちがないので、
ぶつかってしまいます。
カップルだって、お互いのことをわかっていないのに、わかってよ!なんて会話、
何も解決を生まないのです。
社会、社会人は多種多様な人がいるので、複雑で、簡単に解決できないのが世の中です。
相互に理解し合い、カップルみたいになれたら、障壁は崩れますが、
ここはどうしても崩れない壁です。
現地は、現地なりに相手を理解することに徹し、行動をしていかなくてはなりません。
解決できる明快な策はありません。
その時々の状況などによって、異なって来てしまいます。
この障壁は、とてつもなく厄介ですが、
一方で、とてつもなく自分を成長させてくれる可能性を秘めていると感じさせます。
駐在員は、嫌いなことを好きなこともたくさんあります。
障壁は大嫌いな方ものです。
それでも、来なくてよかったか、というとそういうわけではなく、
むしろ、こんな経験ができることないなって面白く思うくらいです。
課題は山積みです。解決の試行錯誤は大変です。
それでも、頑張っていきたいと思います。
カンボジアで働く私の備忘録でした(笑)
読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
カンボジア 安藤